入院したのが8月17日で、その日の午後から運動療法が始まった。いろいろとノルマがあったのだが、今回はそのひとつスクワット200回1ヶ月続けてみた!という、そんな話。
とにかく毎日200回
本当は100回でもいいと思うけど3種類のスクワットをやるので、結局200回ぐらいになってしまう。入院中はきっちり3種類だったけど、退院してからは50回✕4セットのときもあれば、100回✕2セットのときもある。3種類を全部するときもあるし1種類で終わるときもある。とにかく毎日200回やることを目標にしてきた。入院当初は血糖値を下げていることもあって、終わるとフラフラ。心拍数も軽く140を超えて、バクバク鼓動する感じ。とても入院しているとは思えないほど過酷な運動療法だった。
スクワットをやる時に注意していること
入院中にトレーナーから注意されたのは3つだけ。あとは自分で好きに負荷をかければ良いとのこと。ひとつは膝を曲げた時に膝がつま先よりも前に出ないこと。ふたつめが、椅子に座るようにお尻を後ろに突き出すこと。みっつめは前後に足を広げてスクワットをするときに、後ろに引いた足に負荷がかかるようにすること。
これだけ。
柔らかい厚めのクッションの上でやると、体感が鍛えられるので効果があがるらしくて、入院中はずっとクッションの上だったけど、そのときはフラフラしても危ないと思わない限りは何かに捕まらないように指導された。フラフラが収まるまでぐっと堪えるんだけど、これがいいみたい。
何が変化したのか
僕は痩せているのでデニムの太腿周りがガバガバだったのだが、ここ最近感じているのはガバぐらい。「しまった!スクワットを始める前に太腿周りを計っておけばよかった。」
ただ、確実に太腿が太くなったので良しとしよう。200回もやれば太腿周りも太くなるってことだろうな。いろいろ調べると太くならないスクワットのやり方もあるみたいなので、女性は調べてみてね。
それと、5日目ぐらいからしっかりと自覚できたのが腰痛がなくなったこと。この6年ばかり腰痛が悩みのタネだったんだけど治った。スクワットのおかげなの?とも思うけど、他に前の生活から変化したことがないのでスクワットのおかげなのだろう。
それから膝痛が治った。今年の1月ぐらいから膝に違和感があって、一度整形外科に通ってレントゲンを撮ってもらって診察を受けたのだが、左膝の半月板周りの筋肉が落ちて半月板に負担がかかり痛みが発生していると言われた。運動不足が原因だから運動すれば治るということだったが、最終的にスクワットで治った。ただし、半月板周りの損傷のときの運動療法は整形外科と相談してね。スクワットで余計に悪くなる人もいるみたい。僕の場合、スクワットで痛みは取れたけど、それまでに足に錘をつけて生活したりして膝への負担を軽くしながら調整していたのでクワットだけじゃないので。足に錘をつけていたときもずっと痛かったけどね。錘はダイソーで売ってるので十分。
どのくらい体力がついたのかテストしてみた
ということで、本日は軽くトレッキング。軽くと言っても少しは険しい山道。2年半ほど前に同じ山道を登ったときには20分も歩けばヘロヘロになる感じだった。やや不安だったけど、いざとなったら引き返せばいいと思ってスタート!
この貯水池までも結構な坂で、前回がここが第一のヘロヘロ地点。でも今日はメッチャ平気!心拍数は120ぐらい。
ここまで坂道を約2km歩いてるけど全然平気!心拍数は最高140を超えてる。でも全然苦しくなかった。グイグイ登れる。前回とは本当に雲泥の差だ。
ここまで来てわかったことが2つ。ひとつは、山を登るのって持久力じゃなくて、なんというか足を前に出して登る「トルク」みたいな力が必要だってこと。その「山を登るためのトルク」はスクワットでメチャメチャ付く!ふたつめは、体力があると山登りは楽しい!もっと険しい山でも余裕で登れる気がする。
でも、本格的な山(標高500m超えぐらいでいいかな)の前に、低山でもう少しトレーニングしよう。多分11月ぐらいには登れる気がする。というよりも、こんなに劇的に体力の増加を感じ取れるのなら、ずっとスクワットを続けようと思った。場所は半畳もあれば十分。時間も1日に10分あればできてしまう。
帰り道はこんな感じで霊園の横を通り抜ける。向こうに見えるのが皿倉山で、11月はあそこに登りたい!だいたい600mぐらい。この霊園は歩いてくる人はほとんどいない。山の上なのでみんな車で登ってくるよ。
エピローグ
ということでスクワット!おすすめ!今日は2時間で約1,000kcal消費と効率よく消費できた気がする。楽だったし。でもそれもスクワットのおかげというところが重要!
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