高齢の母(要介護4)と気楽に暮らす-1

基本的に認知症で要介護4の母親と一緒に暮らすのは工夫次第で、意外と楽しいという話をしたいと思います。
この件に関しては、母と2人暮らししていた頃と、母と兄と3人ぐらししていた今の2パターンで書いていきたいと思います。今日は2人暮らしていた頃のことです。

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その時の母は要介護2

認知症を発症し始めた頃で短期記憶が喪失していくような状態。家の階段から落ちた傷が癒えて、ようやく家での生活が可能になった頃です。
その頃の母が寝ていたのは1階で、僕は2階。母の下肢筋力は若干弱っているようでしたが、家の中であればかろうじて1人で動き回れる状態。
当然、僕は仕事に行きますので、仕事以外の時間の大半を母との生活につぎ込むことになりました。
当時の僕の仕事は介護現場で働く介護職です。早出、日勤、遅出、夜勤もあって不規則な生活をしていました。
それでも、母親の生活の中で僕が必要となる部分は、食事の用意、掃除・洗濯、お風呂の準備ぐらいです。僕の不規則な生活の中でも、食事を用意しておけば自分で温めて食べられる程度の状態でしたので、比較的に楽な共同生活だったと思います。
ひとつ悩んでいたのは、日に日に進行していく認知症でした。ただ、母は徘徊することがなく家にいてくれたのと、比較的に穏やかな性格が功を奏して、認知症で困ることはありませんでした。

僕が心がけていたのは「母親ができなくなったことを受け入れること」

例えば、下肢筋力が弱くなって歩けなくなったこと。頭の良かった母が認知症で何度も同じ質問を繰り返すこと。髪の毛の白髪や、顔の皺、皮膚のたるみ。今でも、これらを受け入れることが大切だと思っています。
僕は高齢者福祉施設の事務長なので、入居されている方やo、そのご家族を見ていまして、苦しんでおられる方の大半は「受け入れること」ができていないことが起因となっています。常に「こんなはずじゃない!こんなはずじゃない!しっかりしろよ!しっかりしろよ!」と心の中からの叫び声と現実の狭間で葛藤しているのです。葛藤から抜け出すには「高齢なんだから仕方ないよね」と思うことなんですけど、これがなかなかできなくて不幸な虐待が起こったりするのです。

高齢の母親にとって優しいままの子どもでいる方法は、唯一「受容すること」です。

どうしても、それができないときは不幸な事故が起こる前に、高齢者福祉施設に入っていただいて適度な距離感を設けることも良いでしょう。経済的理由や、介護度が低くて高齢者施設への入居を断られてしまった場合には、受容を心がけてみてください。きっと、心が軽くなります。

ひとつだけ、自分の時間が減ってしまう覚悟がいります

減ってしまうだけでゼロになることはありませんが、例えば旅行にいけなくなるでしょう。その代わりを探しておくと良いですよね。僕は長時間の外出が減った分、小一時間ばかりのドライブに行って気分転換していました。ということで、続きは次回の投稿にて。

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この記事を書いた人

チームワークを得意とする介護業界に勤めるサラリーマン。Macで仕事をしていますが、それだけでモチベーションが上がります。時々、山に登ります。コタローという名の保護猫を飼っています。ゆったりマイペースで参りますので、よろしくお願いします。

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