去年の8月から眼科にかかっています。元々は生まれつきの遠視性乱視という、ちょっと面倒くさい眼で眼科受診していたのですが、ちょっとしたきっかけで8年の間が空いてしまいました。そこで昨年の8月のから再受診となったのですが、さらに面倒くさいことになっています。

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8年間空いたわけは相性が悪かった

それまで10年ほど福岡日赤病院の眼科にかかっていたのですが、実家に戻ったこともあって近所の眼科に変わったのですが、どうも相性が悪かったのです。ちょうど「なんとなく、見にくく感じるけど」と思いかけていた頃だったのですが、良いとも悪いとも言われず、検査が終わってなんの説明もなく「じゃ、3ヶ月後」という感じだったのです。ということで、たったの1回で足が遠のいてしまい、モゴモゴしているうちに8年の時間が過ぎてしまいました。

別の眼科を見つけたので、そこに通うことにした

8年前から見にくく感じていて、5年前の免許更新の視力検査はギリギリだったと思います。今年の2月は見えにくいことを予想していましたので、眼鏡の度を変え1ヶ月前からサプリメントを飲んで臨みましたので不安なくクリア。なんとなく5年後の免許更新も大丈夫かなと思ったところです。
そんなあとの8月の眼科受診。少し離れてはいますが、それでも1km圏内の歩いていける範囲に眼科がもう1件あることに気付きましたので、そこを受診したのです。8年も時間が経過すると、検査機器も良くなるものです。以前は分からなかった見えにくかった原因が分かりました。

大変なことが見つかってしまった

女性の眼科医でハキハキしているし、説明も丁寧だし、患者(僕のこと)に寄り添ってくれる、とてもいい先生です。その先生から教えていただいた、見えにくいと感じていた原因は

視神経のいちばん大事なところが切れている。それも左右とも

正直な話、ガンを告知されたときよりもショックでした。今は、眼球の断面図を撮影する機械があって、それで眼底の網膜下の視神経が分かるようになっているのです。その映像を見てショック。瞳孔を通った映像が結像するいちばん大事な部分が1mm以下ではあるものの切れているのです。

先生曰く、「なんで視神経のいちばん大事なところが切れているのか原因はわからない。いちばん大事なところが切れている影響で、その周りの視神経が頑張ってくれているんだけど、それでも結像したもののピントが合ってないので見えにくくなっている。このサイズでは手術もできないし薬もないので、このまま状態が悪化するのかしないのか経過観察するしかない。悪化すれば次の免許は受けられないかのしれない。ただ、悲観的なことを言っていても仕方ないので希望を捨てずに受診してください」ということでした。

ガン告知を受けたときもショックはあったものの現実を受け入れられたのですが、視神経の切れている部分が拡大していって眼が見えなくなるかもしれないというのは、なかなか受け入れられないものでした。

それから今日で4回目の受診

今日も瞳孔を開いて撮影をしていただきました。結果は前回の昨年12月の検診から切れている部分の悪化はないとのこと。引き続き見えにくい状態が続くけど、このまま経過観察をしていくこととなりました。まだ、心の中では失明の危機感がモヨモヨしている感じです。

いろいろと想像するんです。運転ができなくなるとか、仕事ができなくなるとか、外出が自由にできなくなるとか、好きな人の顔が見られなくなるとか、きれいな景色が見られなくなるとか、考え出すときりがない。眼が見えなくなるという恐怖感がこれほどのものかと感じています。

それでもただの恐怖感だから頑張って乗り越えようと思う

失明の恐怖と言っても、失明すると決まったわけではないのです。運転できなくなっても、仕事ができる程度の視力は残される可能性だってあると信じていくしかない。できなくなる恐怖感よりも、できる幸福感を大切にしていこうと思います。頑張ろ!

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この記事を書いた人

チームワークを得意とする介護業界に勤めるサラリーマン。Macで仕事をしていますが、それだけでモチベーションが上がります。時々、山に登ります。コタローという名の保護猫を飼っています。ゆったりマイペースで参りますので、よろしくお願いします。

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