事業計画とは絵に描いた餅である。紛れもない事実だ。そこで、本物の絵画を引き合いに出そう。絵画でも、よほどの才能があるか、練習を積み重ねなければ人の心に虜にすることはできない。事業計画も絵に描いた餅である以上、よほどの才能に恵まれるか練習を繰り返さない限り人の心を虜にできないのは至極当然のことである。分かりやすく言うと、適当に作った事業計画では融資も決まらないし投資家の心も引きつけることはできないのだ。これ、とても大事。
では、どうするかと言うと100本書いてみることだ。最初の99本は使い物にならない。100本目に人の心を掴む事業計画ができあがる。99本我慢すればいいの?いえいえ。普通の神経をしていたら50本ぐらいで心折れる。残りの50本は無理。その50本を書ききれた人だけが人の心を掴んで離さない。そして、その人はさらに素晴らしいものを手に入れることができる。
それは、数字を通して未来を見ることができる。これ、とてもステキ。数字を通して未来が見える人には人の心の動きも見えてくる。ただし男女間は別だけどね。慣れてくると事業計画が達成できる確率を肌で計算できるよになるし、お金がいくらいるのか頭の中にボォーと浮かんでくる。人の心を掴みながら、どれくらい仲間がいるのか、もしくは離れていっているのかが分かるようになるのだ。
先天的な才能ではなく、訓練で掴み取ることができる能力である。これは減ることがない。枯渇することがない。増えていくばかりというとてつもなく便利な能力だ。時々、天才的な野生的勘で経営の舵取りをする人がいるが、そういう人が最初に探すべきは数字で未来が読める人だと思う。意外といる。数字で未来が読める人は、いつも本当のことを言うので一般的な経営者から煙たがられるので無職が多い。諸葛亮孔明みたいな人。数字が読めて無職な人は有能なのは間違いない。経営者から嫌われるだけで組織の統率力を優れている。探せ!探せ!人財は人が探さないところにいることを心がけてね。
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