アウトプット力を高める

たまには仕事の話を。

結構世の中には「無能な上司」というのがおりますが、この「無能さ」というのもいろいろありまして、それは

  • 仕事をしない
  • 自分の立場をまもることばかりに集中している
  • うるさいだけ
  • 何を言ってるのかわからない
  • 感情だけで発言する
  • うるさいだけ
  • 指示がわかりにくい
  • 朝令暮改が多い

とまぁ、書き出してみましたけど、実は「仕事をしない」を除けば問題点は一つに集約できます。

それが「アウトプット能力が欠落している」ということです。

目次

先生が先生でいられる理由

先生が先生でいられる理由はなんでしょう?

大学て教員課程を履修したから?知識があるから?教員免許を持っているから?先生としての訓練をしているから?

と、いろいろと挙げられますが、どれも先生になるための条件ではありますが、先生として成立している条件ではありません。世の中にたくさんある、教えるのがうまいと評判の塾の先生も、実は教員免許を持っていません。

ということで、「先生が先生でいられる理由は、生徒に教えているから」・・・・つまり生徒に対して効果的なアウトプットができているからです。そうでない先生もいますけど、不人気でしょ。先生のアウトプット能力は、先生としての存在意義を高める大きなファクターと言えます。

上司が上司でいられる理由

部下がいなければ上司とは呼べません…というのは置いておいて、優れた人材にはチームを引っ張っていってもらいたくなるものです。また逆に人は優れた人に付いていきたくなるものです。

では、この「優れた」というのは何に由来しているのでしょう?

  • 知識と経験がある
  • 過去にたくさんのお客様を獲得してきた
  • 責任をとってくれる
  • 指示が的確
  • 部下を伸ばしてくれる

いつくか挙げてみました。「優れている」の中に「優しい」というのを期待してはいけません。仕事は厳しいものです。優れた上司は、伝え方や態度に気をつけているだけで、基本的に優しいという要素は重要ではありません。あなたのやる気を引き出す伝え方をしているだけで、基本的に仕事に対して厳しいものだと思っておきましょう。

で、これは全て「アウトプット能力」に依存してることがわかりますか?

知識と経験があるのも、知識と経験があると認識させるアウトプット能力があるからです。
過去にたくさんのお客様を獲得してきたのも、お客様に対するアウトプットが受け入れられてきたからです。
責任をとってくれるのも、あなたや更に上司に対する責任を明確にアウトプットできるからです。
指示が的確のも、部下が理解しやすい、もしくは受け入れられやすいアウトプット能力を持っているからです。
部下を伸ばしてくれるのも、的確な指導アウトプットができるからです。

ビジネスマンはアウトプットで評価されると言っても過言ではありません。

インプットは重要ではないの?

インプットも重要です。どこから誰からインプットするのか、いつ時間をとるのか、インプットしたものが劣化しない方法等工夫をしていかなければなりませえん。

しかし、伝家の宝刀も蔵に眠らせてはその威力を発揮することはありません。

せめて腰に刺してちらつかせるぐらいのことはしないと駄目でしょう。インプットはもちろん溜め込む能力ですが、インプット能力の大半は工夫の塊と言えるのです。

アウトプットで重要なことは

もう一つだけ、それはコミュニケーション能力です。

コミュニケーション能力というと「あー。上手に話す自信がない」と思いがちですが、コミュニケーション能力とは「話す力」だけを言っているのではありません。

コミュニケーション能力とは「周囲にある様々なものを使って意思を伝える能力」です。

ホワイトボードを使っても良いし、真っ白な紙を使っても良いし、プレゼンテーションソフトを使っても良いし、WordやExcelやGoogleコンテツを使っても良いし、LINE、SNSを使ってもよいのです。

時も重要ですが、相手に時間を選択してもらえば良いので、電話が駄目ならメールでも今どきはChatWorkもSlackもあります。

こうやって、自分の頭の中を、他の人にアウトプットする=コミュニケーションによって伝えるということでしょう。

話すのが苦手なら、絵を書きながら伝えてみてはいかがでしょう?ということですね。「上手」である必要は思いのほか低いと思います。確実に伝えるツールを活用する能力のほうが重要であると言えます。

ということは、何でも使えないといけないのか?

何でも使えたほうが良いに決まっていますが、それよりも得意なものを一つ作る方をおすすめします。

ちなみに私のオススメは…「真っ白な紙」です。

これだとA4用紙、ホワイトボード、iPadまで活用範囲が広がります。

こちらの本をご紹介しておきましょう。ちなみに本投稿は、この本を全く参考にせず私見として書いてます。

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この記事を書いた人

チームワークを得意とする介護業界に勤めるサラリーマン。Macで仕事をしていますが、それだけでモチベーションが上がります。時々、山に登ります。コタローという名の保護猫を飼っています。ゆったりマイペースで参りますので、よろしくお願いします。

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