1月末から2月初旬まで厳しい寒さでした。
僕の通勤経路は北九州市から直方市飯塚市を経由して筑紫野市へ向かいます。直方市と飯塚市はいわゆる筑豊と言いまして海岸沿いと比較するとかなり寒いところです。他にも、黒木町、朝倉、添田という寒いところもありますが、却って雪や低温に対する心構えのレベルが高いです。
2月6日、7日と、朝の通勤時は驚くほどの雪でした。 通常2時間ほどで職場に到着するのですが、6日は4時間、7日は3時間かかりました。原因は国道が雪道で凍結したため立ち往生のトラックが多かったせいです。ビックリすることに第1車線だけでなく第2車線でも止まってますので動ける車はそれを縫うように運転しなければなりません。あとハイエースなんかも走行車線でチェーン巻いたりしてましたね。
以前も軽く記事にしています。
この間、結構雪道運転の腕が上がったように思いますので、自分メモ的に雪道走行法を書き残しておきたいと思います。
まずは装備から
1.4輪駆動
ビックリするほど安定してますが過信は禁物です。僕の車はスバルインプレッサスポーツのAWDです。メリットは駆動力が雪面に伝わりやすいということです。これは走る力はもちろんエンジンブレーキにも言えます。ひとつ注意点は滑り出したらどこに行くのか分からなくなります。滑り出したらカウンター(逆ハンドル)を当てないように。
2.スタッドレスタイヤ
これはとても大事。寒いところに頻繁に出かける可能性があるのならば、スタッドレスタイヤを履いたほうがいいです。ただひとつ気をつけておきたいのが雨の時に明らかにハンドリングが悪くなります。安定感が薄くなるというか滑るというか。雨の滑りやすさと雪の滑りやすさは別物だと感じるぐらいですので、ここは注意です。
3.スタッドレスタイヤを履かないのならタイヤチェーン
動けない車を見ているとタイヤがスリップして前に進めません。空回りもありますし予期しない方向へ滑ってしまうこともあります。そんな時は融雪剤をまいて前に進むというのもありですが、多分融雪剤を準備するほうが大変です。 早めにチェーンを巻いたほうがいいでしょう。結構、走行車線でチェーンを巻いている人がいましたけど命がけですよね。それならハザード出して停車しておいたほうがいいと思います。どこから車が飛んで来るかわかりませんよ。
運転技術
繰り返しますがAWDのインプレッサというのは驚くほどの安定感です。駆動力の伝達は前述の通りだし、横滑りしても電子機器がカバーしてくれます。実際にビックリするぐらいに横滑りして、滑り出してからハンドルが90度切れました(曲がる方向に切り足しの感じです)ので普通だったらガードレールへ直行するパターンですが、何事もなく回避できました。しかし、そうならない運転技術ということで書いてみます。
1.アクセルは足を軽く乗せるだけ
2.一般路でのブレーキは早めに。山間部では基本的に踏まない
3.エンジンブレーキを活用する
4.そもそも運転しない
運転しないという判断も運転技術の一つだと思います。
インプレッサはマニュアルモードがありますので2速3速を十分に活用しました。山間部でアクセルを踏むのは上りの直線だけでカーブは足を浮かせていました。ブレーキはほぼ踏まずにエンジンブレーキだけ。早めに2速に落として十分に減速します。必要とあらば1速も使いますが、それこそ1速でアクセルを踏み込まないようにしました。よく言われていることですけど「急」がつく操作をしないことです。ちんたら走っても大丈夫!周りもゆっくりとしか走りませんからね。雪道の運転に慣れた人の話しでは、4WDもFFもFRも運転のコツは一緒だそうです。
以下写真です。
上り坂で凍結した上に真っ白な雪道となっています。一旦停車し撮影してから再発進しましたが、普通に発進できました。スタッドレスタイヤでないと再発進できないかもしれません。
ここは職場の直前で下り坂になっています。ここから50m先で事故が発生していて通行できない状態でした。歩いて事故の状況を確認しようと思って車の外に出たのですが、長靴を履いているにも関わらず路面凍結で足が滑って歩きにくいほどの悪路。人間の足でも歩きにくいところを安全に走れるとはイマドキの車ってすごいです。
では、また次回!
コメント