曇り空の中の桜

桜が満開になってから雨続き。このまま散ってしまうのだろうか。

桜を撮り続けて25年になるが、満足のいく写真が撮れるようになったのは、この5年ぐらいだ。晴れた日の桜であれば時間と太陽光線の入ってくる方角だけ気にしていれば、そこそこ撮れてしまうのだが、曇りの日の桜は老眼で針に糸を通すがごとく難しい。

今朝も曇りと雨の繰り返し。開き直って露出オーバーで桜のバックを全部空にした。

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それと

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もちろん空を入れない写真も試してみた。

桜の木全体を入れてしまうと、曇天の寂しさが際立ってしまう。

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山桜だと花と新緑が足並みを揃えてくれるので、色の変化が美しい。

曇天の桜はこのように寄って撮ってしまうことになる。そこでだ。下の写真は今年のものではない。昨年、災害に見舞われた南阿蘇の観音桜という銘木である。あいにくの天気だったが、後ろの山が雲で水墨画のような濃淡を描きだし、手前の桜はメリハリの効いた姿をみせてくれたので、あえて引いて撮った。

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桜は曇りで撮って腕が上がる…(と思う)

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この記事を書いた人

チームワークを得意とする介護業界に勤めるサラリーマン。Macで仕事をしていますが、それだけでモチベーションが上がります。時々、山に登ります。コタローという名の保護猫を飼っています。ゆったりマイペースで参りますので、よろしくお願いします。

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