プロローグ
前回の投稿は「投機」について書きました。今回は株式投資を始めたいけど、何に投資して良いか分からない方へのアドバイスです。
初めての株式投資
株式投資を始める前に投資クラブだったり業界紙や経済誌や日経新聞を買って勉強するのも良いと思いますが、一番大切なことはタイミングだと思います。まず始めてみることです。
仕手株、信用取引、先物取引
当たり前ですが、株式投資にはお金が必要です。どういうお金を株式投資に回すかは最初に決めておいたほうがいいでしょう。普通は自分の持っているお金の何分の1かを株式投資に回すと思いますが、仕手株、信用取引、先物取引は5000万円ぐらいの余裕資金の中でやったほうがいいでしょう。儲かる金額も大きいですが、損する金額も大きいですので1,000万円単位でお金が飛びます。
期待収益率
期待収益率という言葉がありますが、これは儲かる率のことではなく、儲かるかもしれないし損するかもしれない率です。期待収益率10%は1,000万円投資した時に、100万円儲かるかもしれないし100万円損するかもしれないということです。ただ、こんなものを頭に描きながら投資するということは、株式投資を本業にしたほうが良いと思います。何が言いたいかいうと、専門用語を散らかせる証券マンは信用してはいけないということです。専門用語は煙に巻く時に使う手段ですから。
では何を基準にすればいいか
1.最初に損するかもしれない覚悟を決めましょう。そこからです。
2.自分が今ほしいと思っているものを思い浮かべます。
ここまで来れば、あと一息です!
3.そのほしい物を作っている会社の株を買いましょう。
例えば、ほしい物がトヨタのCH–Rならトヨタ株を買うのです。MacがほしいのでしたらApple社を買いましょう。株式投資が良いと思うのなら証券会社の株を買いましょう。
ほしい物を作っている会社なら損しても後悔する確率は低くなります。
バカバカしいようですけど
僕はこれで損したことがありません。SONYは僕がほしいと思っている物をリリースしてくれますので、高い確率で株式投資のタイミングがあります。僕がほしいと思っている物は、多くの人がほしいと思っているのです。
何かマイナスの材料があるのでしたらバーゲンセールだと思いましょう。SONYも業績が悪くなることが多いので、その度にネガティブな気分になりますけど、そんな時は買いです。
もし、何を買っていいか分からないけど日本経済が好きなら、株式投資から少し外れますがインデックス型の投信を買うと良いです。
エピローグ
最初に勉強も良いと思いますが、まずはほしい物を作っている会社に投資をしてから、勉強しても遅くはないと思います。大事なのは大きく儲けることではなく、損失を小さく留めることだと思います。買った瞬間から損しない方法を考えることのスタートです。
しかし、ここで一つ矛盾したことを言います。一番損しない方法は……長期投資です。長く持つと会社が倒産しない限り損する確率は大きく減りますので。
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