何の呪文なんだろう?という感じではあるが、これがなかなか困り物だったので紹介しようと思う。
今回、MacBook Airを導入するにあたって、Canonのインクジェットプリンターも導入した。Canonのインクジェットプリンターを持っていたけど、しばらく使ってなかったこともあって、久々に電源を投入したらエラー表示が出て「サポートセンターに問い合わせろ」と言う。この表示が出たら、基本的には修理対象なのだ。購入して1年以上経過しているので、もちろん有償修理である。どうせお金を取られるのであれば、新しいプリンターを買ってしまうことにした。
今時のプリンターの設定は何でも自動。ただし、何でも自動なので逆に機械任せにしてしまって、何がインストールされているのか、どういう設定がされているのか、その辺は昔と比べても意外とユーザーフレンドリーではない。勝手にCanonにユーザーデータを送っているかもしれないしね。
さて、一通りの設定を終えて、しばらく経ってみると、MacBook Airのファンが「ブーン」と回り始めた。僕のマックには温度管理アプリを入れている。
これを見ると摂氏100度を少し下回るぐらい。「何がそんなに負荷をかけているのだろう?ま、しばらくしたら治るかな」と思っていたが、いつまで経ってもファンは回り続けるし温度は100度あたりに張り付いたままである。『これは何か良くないことが起こってるに違いない』ということで、MacBook Airのアクテビティモニタを見てみると、CPUに大きく負荷をかけていたのがcanonijdosurveydevice」というわけだ。
「何これ???????」
まずは、canonijdosurveydeviceを単語として分解してみると、「キャノンのインクジェットプリンタのデバイス調査」ということなのだろう。つまり、前述の「勝手にキャノンに何かを送っているんじゃにかな?」的な動きをしているアプリケーションだと思う。
ググってみたのでスクリーンショットを貼り付けてみるね。
なんだかトンチンカンな検索結果だけど、要はCPUに高負荷をかけるアプリケーションという印象を受けた。
ちなみに、このアプリケーションが動いているさなかにMacBook Airを再起動してみたけど、しばらくするとまたこのアプリケーションが動き出してファンは回るしCPU温度は急上昇した。最後はアクティビティモニタからこのアプリケーションを強制終了!
結果は、
ファンも止まりCPU温度も正常値に戻ったのだ。
「よかった!」買ったばかりのMacBook Airがつまらんアプリケーションで壊れたでのはたまったものではない。その後、インクジェットプリンターでのプリントアウトも正常にできているので、強制終了で問題なかったように思う。
便利な世の中の全てが、ユーザーだけに便利というわけではない、メーカー側にも便利な世の中になっているのだと思った次第である。
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