2020年も残り半年と半月となった。このタイミングで今年使っている手帳の話をするのは少し変な話と思われるだろう。普通は年末にかけて「来年の手帳」を紹介するものだが、半年近く経過して結局どの手帳を使っているのかというのは、まぁ「間抜けな話題」だ。ただし、半年に渡って文句なく使えた手帳なので、来年を見据えて貴重な発見ではないだろうか。
2020年の手帳候補たち
結構、たくさん買った。そして去年の年末に5日ずつという感じで全部使ってみた。
・ジブン手帳
・ほぼ日手帳オリジナル
・ほぼ日手帳weeks
・フランクリン・プランナー1日1ページ版
・フランクリン・プランナー ウィークリーバーティカル
手帳の選び方として重要なのは(今更だが)「仕事との親和性」だと思う。よくプライベートの充実のためとか、日記の代用として手帳を使うとかいうのを聞くけど、よほどマメでないと続かない気がする。「ほぼ日手帳オフィシャルガイドブック」で紹介されている人は、紹介されるだけのマメさを持っていると思っていたほうが良い。その程度に考えていると、続かなくても罪悪感が薄まるとも思うしね。
僕の手帳の使い方
僕の手帳との付き合い方は「未来の自分への約束事の塊」という位置づけ。「やったことの記録(特に金銭の受け渡しなんか)」を記入していることもあるけど、ほぼ未来に向けて書かれている。実行されれば残っているし、実行されなければ何らかの修正が加えられて次の未来へ活かされる、1年間を振り返ってみると記録としての価値を持ったモノにランクアップするというわけ。未来への自分への約束なので、基本的に手帳本体にはなぐり書きはしない。後から読めなければ意味がないからだ。その代わり、手帳になぐり書き用のノートを綴じている。なので手帳を持っている限り、メモをとるものが手元にないという状態は起こらない。
今年は事務職
昨年は介護現場で働いていたので、手帳の使い方としては仕事のシフトと、プライベートの行事の管理ぐらい。ペラッペラっでも大丈夫な ボリュームしかない。ところが、事務職はちょっと違う。1日のルーティン、1週間のルーティン、1ヶ月のルーティン、1年間のルーティンがあり、これと曜日(普通の企業の営業日)が絡み合って、実に複雑なスケジュール管理が要求される。特に僕みたいなプレイングマネージャーはその傾向が強い。なので、それにあった手帳選びは重要だと思っている。
で、手帳をたくさん買ってしまった理由だけど、久々にちゃんと事務の仕事をしようと思ったのはいいけど、どの手帳を選べば仕事が捗るのか自信が持てなかったからだ。
ジブン手帳が残った理由
ジブン手帳はバーティカルタイプの手帳なのだが、例えば来週の月曜日に支店に行くとしよう。普通ならリマインドとして「行くことだけ」が記入されるところだが、僕は「13時から15時に◯◯支店」という書き方になる。実行しなければならない、または実行したいことの時間を押さえるのがコツだ。その理由は差し込みの仕事が多くて、実行しなければならないことは実行されるにしても、実行したいことが後回しになる可能性が出てくる。言い方を換えると、「実行したいことを実行しなければならないことに格上げしてしまう」のだ。もちろん、職場によっては差し込みの仕事がまったくないことも考えられるので、そうだったとしたらジブン手帳ではなくほぼ日手帳を使っていたように思う。
ちなみにほぼ日手帳は大好きで、どちらかというとほぼ日手帳を使いたかったのだが、今の仕事の進め方的にジブン手帳のほうが段取り良く運むので否応なく使っていると言っても良い。
5年ぐらい前の僕なら今のような環境でも強引にほぼ日手帳を使っていたと思うが、年令を重ねたおかげなのか仕事の進め方で手帳を買えるという柔軟性を手に入れた。
エピローグ
重ねて言うけど、1年の半ばで手帳を紹介するという奇異な投稿ではあったが、とっても意味のあることだと思う。もちろん来年も今の仕事を続けたいと思っているので、今年の年末近くにはジブン手帳を再購入するのは決定ね\(^o^)/
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