F1から撤退するホンダと、画期的なプロダクトを生まなくなったApple

この2社の共通点…カリスマ創業者がいたこと。

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よくネットで見かける質問

もし本田宗一郎が生きていて、F1エンジン供給から撤退することを知ったら嘆くだろうか?
もしスティーブ・ジョブズが生きていて、今の画期的なプロダクトをうまなくなったAppleを知ったら嘆くだろうか?
ひとつ付け加えておくと、Appleはスティーブ・ジョブズ亡き後順調に拡大している。ただ、スティーブ・ジョブズが亡くなってからのプロダクトはApple WatchとAirPodsぐらいしかない。Apple WatchはSmart Watchとして一番良く売れているし、AirPodsは完全独立型イヤホンマイクとしては一番良く売れている。しかし、Appleの収益構造を左右するほどの規模ではないし、それまでに生んできたプロダクトとは数(種類)が少ないということのようだ。

こういうのを何主義というのか知らんけど

まず、この質問自体に意味があるのだろう?
まず質問者には意味があるのは間違いない。そして、ほとんどの場合は「ある答え」を期待していると思う。それは「現在のホンダやAppleを否定する答え」だ。自分がホンダやAppleの現在について否定的な考えを持っていて、それを承認してもらいたい欲求から出た質問だろう。実は質問者以外には大した意味がない。まともに回答するのもバカバカしい。こういうのは何主義というのだろう?何か名前がついてるように思うんだけどね。懐古主義??昔は良かった的な主義なのかな?なんとなく懐古主義で合ってそうな気がする。

バカバカしいけど答えてみると

2人ともこういうだろう。質問者に対して「君が社長にならなくてよかった」
企業は懐古主義に浸っている場合ではなく、常に前進しなければならない。停滞することは後退に等しいのがビジネスの世界だ。おまけに2人とも鬼籍に入られている。人に寿命がある限り、誰かを後継にしなければならない。そんなときに、自分のコピーを後継者に指名するか?自分のコピーを指名すれば、同じ成長曲線を描くかもしれない。しかし、それは同じ成長曲線しか描けないかもしれないと同義だ。ここが悩ましいところ。ただ一つ言えるのは、ビジネスは前任者を超えて初めて評価される。前任者を超えるためには、違う考え方を取り入れていくしかない。これが解なんだと思うよ。

エピローグ

死んだ人が戻ってきて現在を評価することなんて100%ないんだから、そんな質問やめちゃったほうがいいよ。

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ぎりぎりでコスモスに間に合った。

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この記事を書いた人

チームワークを得意とする介護業界に勤めるサラリーマン。Macで仕事をしていますが、それだけでモチベーションが上がります。時々、山に登ります。コタローという名の保護猫を飼っています。ゆったりマイペースで参りますので、よろしくお願いします。

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