プロローグ
昨日、ある人のブログを読んでいて違和感を感じました。その人は介護福祉士の資格を取得したのですが、その理由は「資格手当がもらえるから。」 介護の仕事に特別な愛着もなく、たまたま介護の仕事に入ってしまったので、同じ働くなら良い給料を貰いたいから介護福祉士の資格を取得した。と書いてありました。
驚きと気付き
僕が驚いたこと。
資格「手当」がもらえるからという動機
例えば「資格を持つことで責任のある仕事につけて給料が上がる」ではないのです。
この人「綺麗事はなしで現場目線でブログを書く」って書いてあったんですけど、読んだ僕は「自分の気持ちに正直にブログを書く」だと思いました。それを批判することはありませんが、スケールちっちゃいなと思いました(思いっきり批判してるw)が、自分の中で「資格取得の動機」を考えるきっかけをくれたのです。
資格取得の動機
なぜ資格を取得するのか?こんな単純な質問に対する答え。
1.資格がないと働けない
2.資格がないとできない仕事がある
3.資格があると給料が上がる
4.資格があることで出世する
5.資格があることで社会から認めてもらえる
6.資格を持つことで社会を変えたい
他にもあるかもしれませんが、まずはここをスタートラインに置きましょう。
僕が選ぶのなら
僕自身資格を多くは持っていません。証券外務員と内部管理責任者ぐらい。金融機関勤務でないと役立たないものです。実は資格に対してあまり興味を持っていません。介護の資格がほしいと思っていますが、敢えて選ぶなら「資格があることで社会から認めてもらう」です。介護の仕事って医師、看護師、作業療法士、理学療法士、介護福祉士、ケアマネ、病院の受付(受付は資格関係ないけど)等々それぞれの立場があるのですが、無資格だと「知らないだろうから教えてあげるけど」的な上から目線的な話の持ち出し方をされるのです。僕のことをよくご存じの方でしたら、そんな態度で来られることもありませんが、上から目線出されるとちょっとイラッとして別なところで冷たく当たるかな(心が狭いw)、資格が一つでもあると同じ土俵で話ができるかなと感じることが多いのです。その一方でメリットもあります…「知らないだろうから」ということで面倒くさい話が舞い込んできません。寂しいけどねw
貴方なら
どれを選んでも問題ありません。しかし、これが結論ではありません。
アドバイス:大人の選択
個人的な動機はどれを選んでも問題ありませんが、20歳すぎると大人の社会です。同じ資格を持っている人と席を同じくすることもあるでしょう。その時に資格取得の動機を尋ねられて、どのように応えるかで相手から見た貴方のポジションが決まります。もしかしたら相手は崇高な理想をもって資格を取得しているかもしれません。崇高な理想をもって資格を取得した人には、そういうポジションが回ってきますから、そういう人との関係性は大事にしておいたほうがいい。安易に本音を漏らすのではなく、ちょっと格好つけた動機を言っておいたほうがいいと思います。
だが言っておくよ
崇高な動機で資格を取得した人には絶対に勝てません。
これは間違いなく真実です。
では、また次回!
コメント