もう観た人は多いと思う。そうはいっても今日は公開2日目。北九州の良いところは、土曜日の午後2時という時間でもお客さん少なめ。さらにイオンシネマのe席リザーブのお陰で入場開始15分前でも余裕。地方都市っていいんだよ。
ネタバレしないように書きたいと思うけど、臭っちゃったらごめん:スター・ウォーズのテーマ①スカイウォーカー家
スター・ウォーズシリーズってのは、3うのテーマを織り交ぜて進行していく。3つのテーマは前作までの絶対条件だ。
一つ目はスカイウォーカー家の大河ドラマであること。サーガというぐらいだから、そのままなんだけどね。改めて感じたところ。ジェダイもフォースも帝国も共和国もレジスタンスも位置づけが少しずつ揺らぐ。誰が味方で誰が敵なのかも揺らぐ。その中で揺るがないのがスカイウォーカー家だ。というのが前回までの話。
テーマ②喪失感
スター・ウォーズシリーズの二つ目のテーマは喪失感だと思う。エピソード4のオビワン。帝国の逆襲ではルークの父としてのアナキンからダース・ベイダーへの変貌。ジェダイの帰還では父に戻ったアナキンの死という具合だ。これは前作のハン・ソロ、それはローグワンの作戦チーム全滅まで変わることがない。そして、この喪失感を我々の心に容赦なく打ち込む手法も8作目となると、そろそろ心の揺さぶりも減ってきたように思う。というより、古いものから新しいものというテーマが大きく見え隠れすると言っておこう。
テーマ③(ちょっと)嫌な奴
突然だけど、デルトロは必要だったのか?帝国の逆襲を覚えているだろうか?マスター・ヨーダでさえちょっと嫌な奴的な取り扱いからのスタートだった。このちょっと嫌な奴ってのがポイントで、「ちょっと」なわけ。それがね「ちょっと」じゃない感じなのよ。デルトロもスター・ウォーズシリーズに無理やり出たかったのかな。9作目への布石なのかね?
いくつかの謎は解明されたけど
まだ大きな二つの謎が残っている。レイとフィンだ。レイの素性は明らかになったけど、それが真実でいいの?そして、その素性でもレイがなぜフォースを操れる?フィンはこの戦いの中心にいるのはなぜ?元はファーストオーダーの清掃係よ。フィンにも大きな謎があっていいよね。フィンも今回は活躍してます。キャラクターいいよね〜!
あと前作で話題となったあいつとあいつは…そういう扱いなのね!?です。
最後に
ジェダイ・オーダーっていう言葉が出てくるんだけど、これまでもあった?帰ってきてググった。分かるけど、ちょっと突然的な使われ方だったように思う。言っても、ツッコミどころが多いのは毎回のことかな。「えぇ!!」っていうのもあったし。
そして今回は全ての期待が裏切られると言う驚きの展開。出てくる登場人物は次々と死ぬし(次への伏線ではあるけど)、作戦は次々と失敗するし、フォースも…あるけどね。でも面白かった!満足!
それとフィンが黒人ということもあるけど、ここのところ有色人種が大切に扱われていると思った。それはローグワンのドニー・イェンもそうだった。ちょっと前のアカデミー賞候補に有色人種がいなかったことに関係しているのかな?ただ、現実世界は白人だけではないので、こういう描かれ方をするのは有色人種の僕も大変嬉しいところだ。
あーーーー!観た人と語らいたい!
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