2日の日が暮れてから東寺の夜間特別拝観へ向かった。
今回の観光のメインイベントと言っていい。名残の紅葉も素敵な風景だが、夜間拝観は名残も何も関係ないと踏んでいてた。
ということで東寺着。18時30分からの拝観開始なのだが、我々は夜間特別拝観を舐めていた。長蛇の列だったのだ。「人気あるんだね!」というか、考えることは同じなのだろう。今回の秋の夜間特別拝観のポスターが東寺なのである。京都市内はもちろん、あちこちに貼ってある。30分ほど並んで入口到着。拝観料1,000円を払って伽藍の中へ。
あまりの美しさに言葉を失う。1,000円の拝観料…安い安い!周りの観光客も口々に「元が取れた」と言っていた。
この時期を選んだもう一つの理由。満月近いこと。会社の仲間には申し訳ないが、我儘を優先させてもらった。
誠に美しい。
満月の時期に行けばいいということではなく、晴れてないとこうはいかない。日頃の行いをよくしておいた方がいいと思った瞬間だった。
講堂に入ったのだが、仏像で曼荼羅の世界を作られており三次元的な広がりも見事なら仏像の一体一体も実に素晴らしい。文化財保護法で撮影できないのが残念だった。
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