タイトルとはすごく離れたところから話がスタートするけど、先日新型MacBook Proが発表された。第8世代CPUを乗せた下位モデルと第10世代CPUを乗せた上位モデルとがあって、さらにモリモリができるわけ。あるYou Tubeのレビューを見ていたら「私が手にしているのは、いわゆる松竹梅の『竹』モデルです」と言うではないか!
竹は真ん中だから上から2番めで分かる。別な意味を考えると下から2番めでもある。では、松と梅ではどちらが最上位?もちろん片方が最下位なのは分かるけどさ???
実は最近「いわゆる」という言葉が乱発されていて気に入らなかった
どういうことかと言うと、新型コロナウィルスの記者会見で多用されるのだ。
「いわゆるオーバーシュート」
「いわゆるロックダウン」
「いわゆる三密」
なんか変だなと思っていた。そこでまず最初に「いわゆる」を調べてみたところ、
「世にいわれている。世間でいう。」ということのようだ。
そこで僕は考えた。
僕の周囲では「オーバーシュート」や「ロックダウン」や「三密」という言葉が使われていないので、僕の周囲はいわゆる「世間」ではないのかもしれない…
いやいや違うでしょ
多分、首長さんたちや有識者さんの記者会見で使われている言葉の意味のほうが間違っていると思う。もちろんその「言葉」とは「いわゆる」だ。有識者間で使われている専門用語としてオーバーシュートがあったのであって、政治家の間で使われている外来語としてロックダウンがあったのであって、新しく「三密」という言葉を作ったはずで、広く世間一般的には使われていなかったはずである。
もー!
一般人(専門家ではないという意味)が見聞きする記者会見等で使われる言葉は適切に選んでもらいたいものだ。でないと、言葉の説明をする記者会見が必要になってしまったり、不要な(知ったかぶりの)解説者の的を外したコメントを聞かなければならない。時間の無駄だよねw
「松竹梅」の順位は??(本題はあっという間に終わる)そしてそのままエピローグへ
本当は広辞苑ぐらいから引用したかったのだが、Wikipediaから。
「等級の呼称としての松竹梅
松・竹・梅を3種類の等級名として使うことがある。 松を最上級とし、次いで竹、梅とする場合が多いが、梅を最上級とする場合もある。もともと瑞祥としての松竹梅には明確な優劣があるわけではない。江戸時代、京・嶋原や大坂・新町の遊廓においては、遊女の格付けにも使われた。 松は太夫(たゆう)、梅は天神、竹は囲(かこい、鹿恋とも。また単に鹿とも呼ばれた)である。」
もう松竹梅で等級を表すのはやめようぜww
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