人事異動希望とか

要は今いる部署ではないところで働きたいということなんだけど、こういう話はたくさんあって、これにどう応えるかは会社の文化で決まるように思う。ということは設立から日が浅く、文化形成が十分でない会社はどうしたら良いのか?そもそも設立が浅くて異動可能な部署が少ない場合というのはどうしようか?ということにフォーカスしてみたい。

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そもそも異動の希望といのは正当な権利なのか

僕も大きな会社にいたときは「将来やってみたい仕事・業務」というようなことを上司との面談の際に話したことがあるが一度も希望通りになったことがない。そして(たった1度だけど)人事異動を拒否したこともない。
正直な話(ある程度人事権を持った立場になって考えたことだけど)、会社は従業員の希望ではなく、会社の都合で職場を決めていると言って良いのではないか。ただし、一人ひとりのキャリア形成は十分に頭の中にインプットしてあって、どんな風に偉くなってもらうかということのイメージは出来上がっている。その意味で人事異動の希望を考える前に、会社からの期待に対して応えきってほしいと思う。仕事は試事ということだ。配属された部署というのはどんなに不満があっても、期待した以上の仕事を試されていると思ったほうが良い。
その意味で会社の異動というのは的を射たモノになっているはずだ。そして、それは従業員個人の考えよりも遥かに深くなっているはずなのだ。なので、人事異動を希望する権利というのはあったとしても、大きなものではない気がする。
会社が考えるキャリアアップ最優先(聞こえはいいが、会社都合ということね)ということ。

異動の希望理由

  1. やってみたい仕事
  2. 好きな仕事
  3. 通勤の都合

というのがあると思うけど、僕的に一番説得力を感じるのは3番。あとの2つについては、今の仕事で成果が出てて、やってみたいとうのが好奇心ならOKだけど、今の仕事が嫌なだけでは?とか。
好きだからうまくいくわけではない。例えばデザイナーの仕事をやりたいといっても、そもそも客観的に才能がないとダメなんじゃない?

と、思ってしまうわけ。
で、大きな会社はどう考えているかって言うと(多分だけど)、まずは何をやらせても期待値を超えてほしいというのが底辺にあって、なおかつ「得意」と思われる仕事をやらせて、さらに大きな成果をだしてほしい。その過程でスキルとかマネージメントとか学んでね(時間外で)みたいなところじゃないかな。 上の章と同じことを書いたんだけど、ひとつ付け加わっているのが「得意と思われる」ということ。正直に言うと、好きな仕事をやって幸せになることもあるけど、不幸になることもある。ただし、得意な仕事をやって不幸になることはない。
なので、「得意なこと」を仕事にしてねw

小さな会社では

僕が努めているところがまさにそんな感じ。従業員は40名程度、部署が5つ。まぁ人事異動の希望を出しても選択肢は少ない。おまけにそのうちのひとつはAIを扱っているので、めちゃくちゃレベルが高いので「やってみたい」レベルの話では受け付けられない。ということで、選択肢は4つに減る。さらに4つのうちのひとつは僕がいる部署なので、これも要求レベルの高さは覚悟してほしい。お役所、税務署、年金事務所、弁護士、会計士、税理士、銀行、VCとちゃんとお話ができないと不可!ということで、選択肢は3つに減る。こうなると、正直な話「どんぐりの背比べ」のように思う。3つの部署の責任者は誰もお人好し。メンバーは若干のクセはあるかもしれないけど、僕から言わせると「個性」で済ませられるレベル。ということは、そもそも希望っていうのは、所詮「隣の芝生は青く見える」程度のことなのではないかと思う。
それはそれで否定しないよ。「隣の芝生は青く見える」ように責任者が頑張ってるってことだから、良いことだと思う。でもさ。
もう一度いうけど「どんぐりの背比べ」じゃない?

エピローグ

人事異動を希望するということは「どんぐりの背比べ」だったり「隣の芝生は青く見える」せいだったりすることがほとんどだと思う。やっぱさ、偉い人は本当にちゃんとみんなの人生を考えているんだと思うよ。少なくとも、僕は自信をもって考えいていると言える。まずは、そういう会社の考えを探って、異動を考えるぐらいなら転職したほうが良いかも。。。というとんでもない結論でした(^^ゞ

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この記事を書いた人

チームワークを得意とする介護業界に勤めるサラリーマン。Macで仕事をしていますが、それだけでモチベーションが上がります。時々、山に登ります。コタローという名の保護猫を飼っています。ゆったりマイペースで参りますので、よろしくお願いします。

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