福岡県の中央付近にある田川について書いてみようと思う。
田川と言っても市と郡部がある
田川市と田川郡で筑豊地方の一部を形成している。炭坑節で有名(というよりも炭坑節そのものが有名なのか?)な町で、運動会では必ず炭坑節を踊らなければならないらしい。古くは筑豊炭田の中核だった町。石炭で栄えた町というのは、良くも悪くも2つの性格を持っている。流れ者の町であり、荒っぽい気質の町である。石炭需要最盛期には炭鉱夫はいくらでも必要だったので、身元が確かなんて気にしていなかったはずだ。必然的に流れ者が集まってくることになり、前は何をやっていようと体力と根性さえあれば金になるんだから、これも当然の流れで荒っぽくなるというわけ。
昔は羽振りがよかった
昭和20年代から40年代前半までの石炭産業の羽振りの良さは日本経済の歴史において特筆モノだったと思う。昔の風刺画に暗闇にお札に火をつけて物を探すというのを見たことがあるかもしれないが、マジでそうだったらしい。昭和20年代において大学生の就職人気ランキングのトップは石炭産業だった。名門中の名門、実力を持ったスーパーエリートだけが入社できる狭き門というわけだ。田川はそんな日本を支える石炭産業の中心地だったので、 ありとあらゆるものが揃っていた。それはファッションに関しても言えることだ。美容家のIKKOさんも田川の郡部の出身。ちなみに僕の母も田川郡川崎町で美容師の修行をしている。めちゃくちゃ景気が良くて、銀座のクラブのママでもないのに、毎日美容室に行っては日本髪を結い、美容師にはいくらでも金を払ったらしい。
ここからが本題!
さて、なぜ田川のことを紹介しているかというと、キーボードで「田川」と打ってみてほしい。
田川、田川、田川、田川、田川。tagawa。
左手の人差し指で「t」、左手の小指で「a」、左手の人差し指で「g」、左手の小指で「a」、左手の薬指で「w」、左手の小指で「a」。
難しくね???
この1週間、「田川」とかなりの数を打っているのだが、実はタイプミスが多いことに気付いた。
すぐ「やがわ」や「たぐぁ」や「たふぁわ」と打ってしまう。まあ、僕が下手くそなだけなんだけどさ!
エピローグ
正直「田川」と打つのが嫌になったww
途中の「g」を右手の人差指で打つという裏技もやてみたけど、なんか邪道っぽいし…
という、そんなお話!終わり!
こちらは田川郡川崎町の魚楽園。紅葉の名所として知られているところ。
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