過去に愚痴について取り上げたことがある。
今回は愚痴の2回め。
読んでみると、結構前向きなことを書いてるな。でも、ちょっと心境の変化があるので、2回めに取り組もうと思った次第。
よく人から愚痴を聞かされる。僕の立場が愚痴を言いやすいということもあるだろう。もうひとつ僕自身の愚痴を聞く姿勢というものもある。僕は愚痴から常に何かを得たいと考えている。
愚痴とは
愚痴とは「言っても仕方のないことを言っては嘆くこと」
ただ愚痴を言う相手によっては「言っても仕方のないこと」が良い方向に進むためのヒントになる。そういう嗅覚を持つのと同時に、権限も持ってないとだめだけどね。なので、愚痴を誰にいうかはとても大事なことだ。
僕の場合
さて、僕は人の愚痴を聞くときに、「言っても仕方のないことかどうかを客観的に判断」するようにしている。上にも書いたとおりに愚痴からヒントを得たいと思っている。言ってしまえば、愚痴の中に意見や提案があるだろうと思ってのことだが、一つ気をつけていることがある。やや面倒くさいのだが、大事なポイントは「ただ愚痴を聞いてほしいのか、それともアドバイスを求めているのか」の判断が難しいということだ。それは経験上、女性の愚痴はこの判断がさらに難しく、もてる男ほど判断がうまい。一番避けたいのはアドバイスを求めていない愚痴なのに、アドバイスをしてしまうことだと思っている。これを「余計なお世話」という。
そこで僕は愚痴を聞いてる間にアドバイスができる内容の愚痴であっても、すぐにアドバイスをしないようにしている。自分が一職員だったときのことを思い出しながら、問題がどこにあるのか静かに考え、「そっと」解決する方向に物事を動かすようにしている。そ!余計なお世話にならないように気配りをしているのだ。面倒くさいけど、結構大事だと思っている。
でも言っちゃいけないこともあるんだぜ
愚痴を吐いてもいいけど、弱音は吐いてはいけない。代表的なのは「頑張れない」…頑張るかどうかは自分の問題で、言っても仕方のないことではない。自分が頑張りさえすれば仕方あることになることが大半だ。愚痴とは「言っても仕方のないこと」でないといけない。「頑張れない」はただの弱音だ。弱音と愚痴は別物で、愚痴を吐いてもいいけど、弱音を吐いてはいけない。
「誰に吐く」のかは大切
世の中は僕みたいに、愚痴の中からヒントを探そうなんて思っている人のほうが少ない。なので、ただ「吐く」だけになると思っておいたほうがいい、特に男性諸君はそういうことよ。愚痴からは基本的に何も生まれないと思っておくこと。
上司に愚痴を言うと「やる気ない」と思われ、同僚に愚痴を吐くと最初は乗ってくるかもしれないけど、相手は度重なるあなたの愚痴に疲弊していって、そのうちに嫌われる。では、どうすればいいのか??
愚痴は言わない
愚痴を言っても周りの評価は下がるわドン引きされるわで、良いことはない。身の回りで人気のある社員を見てほしい。愚痴を言わないと思うよ。愚痴を言わない社員は尊敬され、周囲を味方につける。愚痴の多い社員はどんどん自分の居場所がなくなっていくってこと。
エピローグ
最後に一つだけ、愚痴を言いたくて仕方がない場合の逃げ道を紹介しよう。「可愛く」愚痴を言うこと。これが限界かなw
11月11日午前3時からAppleのイベントですね。ちょうど起きる時間なので見てしまうかも。新しいMacBookが出るのかな?
コメント