時々、事業所に見学にお見えになる方から「事務長の机だけITの世界ですね」と驚かれます。写真でご紹介できないのが残念ですが、13インチMacBook Pro、24インチディスプレイ、さらにiPad miniがトリプルディスプレイとして機能し、キーボードはHHKB Lite2、マウスはLogicool MX Anywhere 3ですから確かにエンジニアの机の上に見えてしまうのも頷けます。過去記事でも取り上げましたが、完全にMac環境にしたのは3年ほど前。使われなくなったWindowsはホコリを被っていましたけど、もったいないので昨年お嫁に行きましたw今日はMacに一本化できた理由について触れていきたいと思います。
Mac vs Windows
まず昨今の創業期の介護・福祉分野の企業は、意外とMac vs WindowsといったOSに束縛されない環境になっているのではないでしょうか。医療分野、特にクリニックですとMacが幅を利かせていたりします。これには2つの理由があって、ひとつは事業用アプリのISP化と、もうひとつはMicrosoft OfficeのOS間格差が縮まったことだと考えています。特に会計アプリはWindowsの独壇場でしたが、現在ではMFクラウドに十分な機能が用意されています。さらにOfficeでいうと、まずはGoogleWorksの台頭が挙げられます。僕が勤めている会社でも、できるだけGoogleWorksを利用するように呼びかけています。Office同様にサブスクリプションになりますがGoogleChromeさえダウンロードできれば万能選手として社内情報共有力は一気に高まります。 ただし、僕の場合2つの理由からOfficeと離れることができません。ひとつはお役所との連絡テンプレートが全てExcelかWordで作られていること。もうひとつは、GoogleSpreadsheetのシート間リンクが弱いこと、セルへのコピーアンドペーストがやや煩雑であることが挙げられます。事業計画を作成したり、給与計算の下準備をしたり、MFクラウドから抽出した財務資料を編集するには使い勝手がやや悪い。ただ、それもMicrosoft Officeを使うという選択をすれば終わってしまうことなので、僕にとっては大きな問題ではありません。
OS選択の決め手
それではMacとWindowsを選択する最大の決め手は何かというと、「PCに向かうモチベーションを上げてくれる方を選ぶべき」ということでしょう。事務作業を行うに際して優劣がつかないのであれば、言ってしまえば「気分」で決めて良いと思います。Macのほうがお値段が若干高めになるという意見もありますが、人気のWindows機であればMacとお値段は大きくは変わりません。VAIOもSurfaceも似たような金額になりますので、Windowsは「安い機種もある」ということであって、選択肢が広がるだけではないでしょうか。
結論
「好きな方を選ぶ」
これです。ただ、僕のMacBook Proには仮想環境(Parallels)でWindowsが入ってますw これは、OfficeというよりもMicrosoft Edgeを起動しなければならない時用の最後の保険のようなもので、1ヶ月に1度Windowsのアップデートのときだけ起動しているに過ぎません。そこは僕が臆病者ってことなんでしょうね。
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