はっきり言いまして職権乱用です。毎月会社のマネージャー向けの研修を実施しています。その中でマネージャーとして必要ノウハウを身に着けてもらうために課題をやってもらっているのですが、その課題が「僕を褒めて!」。
どこに着目し、どのように表現するか知りたかった
誰が相手でも「褒める」というのはマネージメント上重要な行動です。相手の何を褒めるのか、どのタイミングで褒めるのか、どのように褒めるのか、相手が自分自身の長所として自覚している部分を褒めるのか、相手自身が全く気付いてない点を褒めるのか、非常に数多くのオプションから厳選して褒めなければなりません。
褒めるってことは長所でなければならない
と、思います。短所を褒めるのは嫌味でしかありません。大昔は褒め殺しという言葉がありましたが、そういう嫌味な手法は取るべきではありません。相手本人が気付いていることを褒めるか、相手本人が全く気付いていないことを褒めるのかは、その後、相手自身のマネージメント方針で固まります。まずは長所をさらに伸ばす意図を持って褒めるというのが一つの重要な対人戦略であると言えます。
長所と短所は裏表なので上手に使う
さて、長所を褒めるのが原則ですが、長所と短所は裏表の関係にあります。例えば、慎重は長所ですが、臆病は短所です。長所と短所は裏表の関係であり、表現によって長所と短所が入れ替わることに注目すべきです。つまりは、長所を褒めてその裏にある短所にフォーカスし、短所を目立たなくする。または短所を長所でカバーするように仕向ける。こういうことを頭に入れながら褒めていきましょう。
で、僕に対して褒められた言葉を並べてみると
多少こっ恥ずかしい思いもありますが、周囲に対して良い影響を与えようと狙っている部分は伝わっているように感じました。どういう言葉が挙がっていたかというと、大きく4つのことに大別できました。
- 幅広い知識、経験、引き出しから的確なアドバイスをする
- 過去の失敗やコンプレックスを堂々と話し、同じ過ちを繰り返さないようしている
- 現状に満足せず新しいことにチャレンジし、まわりに追いつかれないようにしている
- 家族を大切にしながら、人生を有意義に楽しんでいる
「みんな!ありがとう!」
もちろん僕も100点満点ではありませんし、僕のコピーを量産したいわけでもありません。僕は僕なりの個性を伸ばした先にみんなの評価があると思っています。なので、みんなも自分の個性を伸ばしてほしい。人から褒められたことを自分の肥やしにして、さらに人に肥やしを与えてほしい。
改めてそんな風に思いました。
昨日到着したApple Watch SE。本日から本格装着ですが、14時間腕に巻いてバッテリーは62%でした。直前のSeries 3は14時間経過で10%ですからバッテリー劣化が進んでいたことが分かります。ということで、買い替えて一安心です。
あーーー!明日は1日ですので神棚をお祭りしないといけないなー!w
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