僕もビジネス書、自己啓発書、ノウハウ本とたくさんの本を読んできました。僕はお金持ちではないものの、ありがたいことに社会的評価は高いと自覚しています。お金と社会的評価は必ずしも一致しないという現実は意外と「厳しな」と感じるところではありますが、それは考えても仕方ないことです。もちろん一致する場合もありますが、一致しなくても仕方がないことなのです。しかし、社会的評価を受けるためには間違いなく必要なのは「人としての成長」です。でも、「人としての成長=社会的評価」できてます?というお話です。
まずは社会的評価の勘違いを取り除きましょう
「私(僕)、社会的評価受けてますから!」という方、本当にそうですか?僕のように「社会的評価が高いと自覚している」と発言するって自惚れであることが多い(w)。社会的評価が高いかどうかは言葉を変えるとわかりやすいです。「社会的評価=評判」です。あなたの評判だと思っていたら、実は組織としての評判だったりします。間違いなく組織の評判と人としての評判は別物です。というところから、自分の評判をフラットな目線で見つめてみましょう。ほとんどの人は評判がないか、評判が低いか、所属している組織の評判が高いのであって、あなたの評判が高いわけではありません。
課題を認識する能力がいる
社会的評価を上げるためには、自分が抱えている課題を正しく認識する必要があります。大事なことなので二度言います。「自分が抱えている課題を正しく認識する」ことです。実は課題を認識するには「能力」が必要です。問題はこの能力が先天的なものか後天的なものかということなんですが、間違いなく後天的な能力です。磨けば光る能力なのです。次で、どうやっって磨いて光るようになるのか?いってみましょう!
自分を疑う=目標に到達していない=永遠に目標80%を目指す
疑いが深すぎると自己否定になるので気をつけてください。大事なのは「疑うこと」は「永遠に目標の80%を目指している姿」です。常に「上がある」と思い続けることです。「疑う心を持ち続けること」こそ才能です。この才能は計測しやすいです。「人と会って話をしてみたら、自分が足元にも及ばないことを感じる」ことがある、「この人は素晴らしい人だと感心する」だったり、「生涯の目標にしよう思う人に出会えた」と思うことがバロメータです。そう思わない人は才能がありません。今から磨きましょう。たまたま不幸にも今までそういう人に会ってこなかった可能性もあります。積極的に人と会いましょう。人と会って、自分が「足りてないこと」を自覚するところからスタートしましょう。
課題を認識すれば、その課題について書いてある本を読めばいい
本を読む前に本を探さないといけませんが、Amazonで買おうとしていませんか?本は「出会うもの」です。本屋さんで探しましょう。本の表紙や背表紙を見て「これかもな」と思えるかどうかです。次に目次を見て「これかもな」と思えるかどうかです。さらに本の冒頭の「はじめに」を見て「これかもな」と思えるかどうかです。直感で決めて買いましょう。迷っていると永遠に買えません。
一度にたくさんの課題を認識して、たくさん本を買ってしまうことがあるかもしれませんが、一度に2冊を読んだりできませんから1冊ずつ買いましょう。
本を読む
本を読んでいくときに、自分のうまくいかなかった体験と比較しながら読むことです。もしくは、自分とオーバーラップさせながら読むことです。自分のことを客観的に見えてない人が、いくら良書を読んでも意味がありません。できていない自分の「できていないところ」を埋めていく知識を得るのが本です。自分が経験したことがないことを経験させてくれるのが本です。読んで感心するのが本ではありません。もちろん小説やエッセイは別ですよ。
読んだことを実行する
知行合一という言葉があります。
「知識と行為は一体であるということ。本当の知は実践を伴わなければならないということ。▽王陽明が唱えた陽明学の学説。朱熹しゅきの先知後行説に対したもの。」という意味ですが、僕は少し違約をします。
「知っていても行動しなければ意味がない」
のです。
最後に「振り返りましょう」
「永遠に目標の80%を目指す」ことを忘れずに。現状に満足する人に成長はありません。成長の伸びしろは無限です。無限というよりも「終わりがない」という方が正しいかもしれません。
さて、本読んでも成長できない人は、上で紹介したいずれか(もしかしたら全部)ができていないと思います。
自分の社会的評価=評判を客観的が見えてない。
課題を認識する能力がない
自分を疑えない
本屋に行かない
本を読まない
読んだことを実行しない
振り返らない
誤解しないでほしいけど、金銭と成長は別の話
大切なことなのでもう一度言います。お金と成長はリンクするわけではありません。
お金を儲けることが目的なら、安く仕入れる方法(仕入れゼロだとなおさら良い)と高く売る方法(人を騙すのはだめ)を考えればよいのです。それと人としての成長は別の話です。
ということで本日の投稿は以上です。
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