今年の1月に受験した介護福祉士の国家試験ですが、昨日合格発表がありまして無事に合格しました。
このあと登録をしなければなりません。介護福祉士が「名称独占」ですので、登録が完了するまで介護福祉士として名乗ることができないのです。
第36回介護福祉士国家試験の合格概要
受験者数:74,595人
合格者数:61,747人
合 格 率:82.8%
合格ライン:125点満点中67点以上で11科目群のすべてにおいて得点している
となっています。この「125点満点中67点」ですが、おそらく(あまり遡ってもいませんが)過去最低の合格ラインとなっているようです。過去問を3年ばかりやってみて、確かに難しくなっているとは思いましたが、昨年の75点(だったと思います)と比較して8点も下回るほど難しかったかというと、「そこまではなかったんじゃね?」という感想を持っています。
合格率は一昨年まで70%前後でしたが昨年から80%超えとなっています。国としては介護福祉士を増やしたいのでしょう。ある程度の合格者を出したいのに、難易度がちょこっと高くなってしまったために合格ラインが下がってしまったのではないかと想像しています。
介護福祉士試験って難しい?
難しい表現をしますが、「ちゃんと勉強すれば合格する。でもハードルが低いわけでもない」試験だと思います。
その理由ですけど、
合格し易い試験だと思う理由2点
① ここ2年の合格率が80%を超えていること。
② 51歳以上の合格者の割合が20%を超えている。やっぱり歳を重ねると記憶力は衰えてきますので、この割合は高いと思います。言ってみれば全年齢で受験可能とも言えます。
かたやハードルの高さを感じる2点
① 実務経験コースだと受験するのにある程度の経験を要する。私はこれで受験機会を相当失っています。
② 過去問3年分を3周ぐらいしないと合格しない気がする。というか、私は3年分を3周しました。それも仕事をしながらだと時間を見つけるのが結構大変
それと、あることで私は有利に動きました。それが3点
① 仕事としてケアマネージャーや行政と関わる機会が多かった。
② 介護事業の新規開設に10件ぐらい関わった。
③ 現場仕事に関わる際には、いつも自分で課題を考えながら取り組んでいた。
自己採点の結果は125問中109問正解ですので、まぁまぁ上位の合格者に入ると思うのですが、特に有利に動いた3点は「ありがたい」と思いました。
どんな勉強したのか
1.勉強開始の時期・・・試験の1ヶ月前
勉強開始したのは試験の1ヶ月ほど前。試験日が1月28日でしたので、12月の月末近いところ(というか年末年始休暇に入って)からスタートしました。おそらく取り組み開始としては遅いと思います。本気で合格したいのなら3ヶ月前ぐらいか開始しないと辛いかもしれません。
2.どんな勉強法をしたのか・・・テキスト1週、過去問3年分3週
まずはテキストを¹冊買ってきて読み込みました。「テキストの読み込みは不要。最初から過去問に取り組んだほうがいい」という方が多いと思いますが、私は最初にテキストを読みたくなるタイプです。
3.過去問3周目はどのくらい理解できていたか・・・ほぼ満点
過去問3周したんですけど、実は試験直前の2週間前に新型コロナウィルスに感染して高熱と食欲不振でまるっと6日間寝込んでしまいました。「やばい」と思いました。そこで
4.YouTubeを活用
車通勤中にYouTubeの介護福祉士試験対策チャンネルをラジオ的に聞き流しました。これが良かったですね。特に流したのが、「ケアきょう」
と、「なおすけ介護福祉士試験塾」(これしかできんw)
自分にとって有利だったこと
3点あげましたが、要は普段から介護の仕事を強く意識する環境に置かれていることが良かったのだと思います。ケアマネさんと行政対応しているだけで恐らくは半分は取れるような気がします。あとは11科目群を取り漏らさないように知識を詰めていければOK。
ケアマネさんと行政対応をしない方は、一から勉強しましょう。
ということで合格できてよかった!
来年の1月受験しようと思っている皆さん!がんばってください!
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