孫子の兵法を読む際の心構え

いや、登山の話からいきなり「孫子の兵法かよ!」というのが本日のお話。

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ただ読んでも役に立たんよ

中国、日本といった漢字文化圏だけでなく、欧米でも読まれている孫子の兵法書。三国志の曹操孟徳が注釈書を書いたと言われているぐらいだから相当古い話なのだが、現代のビジネスにも活かせる話が盛りだくさんだ。ただし、盛りだくさんと感じられるかどうかは、その人の「あるところ」にかかっている。

僕らは曹操孟徳ではない

多分だけど、曹操孟徳は頭が良かったと思う。人の心を揺さぶる才能がある人って基本的には頭が良いと思う。というのも、心のどこかで自分を演じている可能性が高いと思っているからだ。つまりは、本心ではないけど、人心を掌握するために演じているところがあって、曹操孟徳は意外とそういう計算高いところがあったのではないだろうか。何が言いたいかというと、僕ら一般人は曹操孟徳ほど頭が良くない!
そこで「あるところ」が大事なわけね。

その「あるところ」とは

孫子の兵法を読むときには、自分が過去に起こした失敗を思い返しながら、孫子の兵法の「この部分を知っていたらもっと上手くいったかもしれない」とか、「この失敗の原因は、ここと反対のことをしてしまっていたからだ」という発想をすると良いと思う。僕の場合、ほとんどの失敗が「相手のことを知らなさすぎた」ことから起こっていると思っている。つまり、孫子の兵法で言えば「敵を知り、己をしれば、百戦危うからず」ということ。では、敵(相手のこと)を知る方策を立てればよいだけのこと。笑顔で近づいたり、知り合いを伝ってみたり、周りから攻略したり、スパイを放ってみたりして、相手のことを充分に知ることをすべきだと教えてくれている。そして、戦(いくさ)をできる限り回避するようにすれば、痛みもなくこちらの思惑通りに進んでいくことが多い。
話が長くなりつつあるけど、要は「あるところ」とは自分が犯した失敗のことだ。

成功から学ぶことは少ないが、失敗から学ぶことは多い

ってことでしょ。ま、成功談=自慢話だからね。人の成功から学ぶことよりも、自分の失敗から学びましょ!

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そして、やっぱり締めは登山の写真!これは兄貴が撮影したものだけど、雪が残っている急登を前にカッコつけている僕!

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この記事を書いた人

チームワークを得意とする介護業界に勤めるサラリーマン。Macで仕事をしていますが、それだけでモチベーションが上がります。時々、山に登ります。コタローという名の保護猫を飼っています。ゆったりマイペースで参りますので、よろしくお願いします。

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