1.プロローグ
今までにアイドリングストップ機構がついた車は3台乗りました。スズキ ワゴンR(ノーマル)、レンタカーのマツダ デミオ、現在乗っているスバル インプレッサ2.0です。ワゴンRのときは「やや鬱陶しいな」と思ってましたが、インプレッサは「まぁまぁ」な感じです。その「まぁまぁ」さを検証したいと思います。本投稿のカテゴリーは車の運転が「ほぼ通勤」ですので「お仕事」にしています。
2.前提条件
まずは僕の乗っているスバルインプレッサですが、
1.排気量2,000cc
2.AWD(4輪駆動)
3.JC08モード燃費:16.4lm/l
通勤が90%ですので、その通勤路も前提条件としておきましょう。
1.片道全行程63km…会社についてからちょこちょこと乗るので、1日の総走行距離140km
2.市街地20km、緩やかなアップダウンのあるバイパス30km、峠道(アップダウン)13km
3.平均燃費約13km/l
JC08モードが16.4km/lですから平均燃費の13km/lは約80%。市街地だけを走ると信号でのSTOP & GOがありますから約10km/lです。バイパスで約13km/lです。峠道はアップダウンになりますので意外と燃費が伸びて約15km/l。
アクセルの踏み方は、最初にグッと踏み込んで加速してから惰性運転をするようにしています。惰性運転中はほぼアクセルに足を載せていません。平坦な道路の場合、定速運転になったところで1秒アクセル踏んで3秒離す感じです。
3.ワゴンRアイドリングストップの鬱陶しさ
2012年式のワゴンRです。アイドリングストップは時速12km以下になるとほぼアイドリングストップします。交差点の右折でゆっくりと入っていくと途中でアイドリングストップがかかり、ブレーキから足を離すとエンジンが「プルルン」とかかります。この「プルルン」が鬱陶しくて嫌でした。本当は完全停止してからアイドリングストップしてほしいところですが、仕様ですから仕方ないと諦めていました。その点、インプレッサのアイドリングストップは完全停止してからブレーキをやや強めに踏み込んでのアイドリングストップなのでコントローラブルで好印象です。ブレーキを弱めに踏み続けるとアイドリングストップしません。ただ「プルルン」の衝撃がワゴンRに比べるとかなり大きめ。さらにレンタカーで乗ったデミオよりもかなり大きめです。新しいインプレッサはどうでしょう??改善されていると良いですけど。
4.インプレッサのアイドリングストップの結果は
丸めて表記しますと、
走行距離750km
アイドリングストップ2時間
節約したガソリンの量が2リットル
途中でちょっとだけ給油しちゃいましたけど、満タンで750kmぐらい走ります。2リットルということは福岡県のレギュラーがリッター145円ですので、1回給油するたびに290円お得になってる計算です。2リットルということは60リットル満タンでいうと、3.3%の節約効果があるということですね。運転時間を考えると750km走るのに約25時間運転していると思いますのでエンジンが回っている時間はだいたい23時間ということになります。これが「まぁまぁ」の中身です。
某ラジオで「1日1時間のアイドリングストップ」って言ってましたけど、1日1時間もアイドリングストップするには約350km走行することになるので考えられるのは旅行になってしまいます。通勤で車を利用している人が1日1時間のアイドリングストップするのはありえないかな。
5.バッテリーの状態はどうかというと
例えばアイドリングストップのオンオフでバッテリーの寿命に影響があるのかというと、ほぼないそうです。というのが、アイドリングストップをオフにしても発電機に余裕ができるだけで余った電力は他の電装品で使われてしまうのでオンにしたのと同じぐらいヘタるそうです。ただし、90,000km走行してバッテリーの状態は全く問題がありません。お値段も普通のバッテリーの倍ぐらいしますけど、保ちも倍ぐらいありそうな感じですね。これも「まぁまぁ」な理由の一つです。
6.エピローグ
スバルインプレッサのアイドリングストップが「まぁまぁ」な理由を書き連ねました。これから先、オンにするかオフにするかというと……オンのままだと思います。
では、また次回!
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