福岡県にある福智山に登ってみた

ちょっと前に622mの皿倉山に登ったばかりだが、思った以上に楽に登れたので次回はもうちょっとハードルを上げたいと思っていた、っていうところからのお話。

目次

兄貴から提案

「もうちょっと高い山に登ってみようぜ!」ということで、自宅から車で1時間も走れば北九州市最高峰(と言っても福智町と直方市にまたがっているけど)の福智山がある。そこに登ってみようということになった。今回は標高900.8m。最初に登山トレーニングした石峰山が302m。先日登った皿倉山が622m。期せずして約300mずつハードルが上がっている格好だ。「大丈夫やーかー??」

同じ職場に山好きがいてさ

いろいろとリサーチしたところ登山道は福智町にある福智山登山道入口を起点とする3コース。初級者コースと上級者コースがあり上級者コースは大変らしく、教えてくれた彼は
「上級者コースは2度と行かないかも」
「そーなんだー」
ちゃんとトレーニングをしているとはいえ超初心者なので心配だったのだが、うちの社長が「登れるよ」と言うので上級者コースを登ることにした。上級者コースって登り始めると降りるのも上級者コースなので大変だろうから、ゆっくり登ることを想定して臨んだ。

「ヨーイ!ドン!」

自宅から車で1時間。福智町の登山道入口に到着。そこから「白糸の滝コース」を選択し、帰りは「上野越コース」を降る。当然ながら白糸の滝コースが上級者コースで、上野越コースが初級者コースだ。なんで中級者コースがない??とか思いながらスタート。ほどなく白糸の滝に到着。
f:id:benzpapa:20201115123601j:plain
滝を見るのは久しぶり。福岡県久留米市に住んでいた頃は、近所(と言っても車で1時間ばかりかかるけど)に滝がいくつもあったので夏はよく涼んでいた。北九州は我が家から離れたところにしか滝がない。滝は大好きだ。そこを横目に本格的な登山開始。
途中の急斜面を登っているところでは写真はない。ずっと林の中を登山していくので、別に面白い写真が撮れるわけでもないし、急斜面ぶりを撮ろうかとも思ったけど写真では伝わりにくいだろうなと思ってやめた。どの程度の急斜面かと言うと、5m進んで2m上がる感じ。つまり100m進んで40mだし、1km進んで400m上がる。これって結構きつい坂になっていて、上から登ってきた経路を見下ろすと「よく登れたね」と思った。余計な情報だが、初心者だと100m進んで25m上がる坂を下から見ると途方に暮れそうになる。
さて、登山口の標高が200mぐらいで、標高900mだから頂上までの走破距離2700mで700mあがることになり、楽そうだが実は最後の方がなだらかになるので、そこにたどり着くまで急高配が続いて大変ということ。

突然視界がひらける

覚悟の上で上級者コースを登ったのだが、意外ときつくもなく急高配ゾーンを抜けた。木が段々と低くなり最後はススキの原っぱになる。山頂も姿を見せてくれた。
f:id:benzpapa:20201115123749j:plain
見下ろすとこんな感じ。

[f:id:benzpapa:20201115123856j:plain
なだらかになった登山道をゆっくりと山頂へ向かう。
f:id:benzpapa:20201115124006j:plain

山頂へ到着

f:id:benzpapa:20201115124042j:plain
近くに福智山よりも高い山がないため眺望は素晴らしい!
f:id:benzpapa:20201115124138j:plain
はるか向こうに(一番奥あたり)に先日登った皿倉山が見える。皿倉山よりも300mも高いとこうなるんだね!

そして下山

このあと上野越(初心者コース)を下って下山した。下山コースの上野越だけど、こっちも結構きつそうだったけどな。
ということで全行程はこちら!
f:id:benzpapa:20201115164552j:plain

エピローグ:反省点

まず服装。朝は低温で日が昇っていくと気温が上がっていき、頂上付近は900mの標高で低温かつ風通しが良くて肌寒い。ところが登山そのものがすごい運動量なので大量の汗をかくということで、体温調節が非常に難しい環境だった。まず、アウターとしてUNIQLOのプロテックパーカーを着ていったけど、これ失敗。大量にかいた汗のおかげでプロテックパーカーの中はサウナ状態。体力的に保ったけど、気をつけたほうがいい点。
次に下着だけど、どうせ汗をかくのでたくさん持っていって着替えたけど、ちゃんと速乾性の下着を揃えたほうがいい。ズボンもね。
それとバックパック。仕事に使うやつだとハイキング程度なら良いかもしれないが、そこそこの登山だともう使い物にならない。とくにトレッキングポールの収納、着替え、すぐに取り出したいもの(休憩中の栄養補給用おやつとか)、水用のボトルをどこに付けるかという問題があって、これを一挙に解決できる登山用のバックパックを購入したほうがいい。鎖場(鎖を頼りに登っていくような足場が悪いところ)ではトレッキングポールは邪魔。おまけに今回はダブルタイプを持っていったので、鎖場(短かったけど)ではどっちつかずになって登りにくかった。臨機応変に対応できるのは専門のバックパックってことね。ということで、下山後にまだ元気だったのでmont-bellに行ってきた。
f:id:benzpapa:20201115170227j:plain
それから、今回の登山を思い立ってから、1日200回やってたスクワットをやめてランジ100回をするようにした。これは成功。ランジめっちゃいい。ランジのやり方は調べるとたくさん出てくるので、どこを見ても大丈夫だけど、僕はたまたまNHKの体操の先生(例の筋肉先生)が出ていたのを見て、それを参考にやってる。ランジもスクワット同様に姿勢が大事なので、鏡でチェックしながらだと良いかも。ない人は背筋を伸ばすことと、前に出した足の膝がしっかりと90度になってることを意識しながらやるといいと思う。今回の登山でも思ったけど、登山するのに普段の基礎トレーニングは超大事。逆に、基礎トレーニングをやって登山すると、最後まで腿も上がるし、風景も楽しめるし、ちょこっと目に入ってくる花も楽しめる。

自宅筋トレ!体脂肪を落とすならウォーキングよりランジをやれ!実はお腹引き締めにも効果あり!腹筋割るには体脂肪を落とせ!自宅トレーニング Try Back Lunges for fat burn

ということで今回は終わり!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

チームワークを得意とする介護業界に勤めるサラリーマン。Macで仕事をしていますが、それだけでモチベーションが上がります。時々、山に登ります。コタローという名の保護猫を飼っています。ゆったりマイペースで参りますので、よろしくお願いします。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次