福岡県 英彦山 中岳から北岳縦走 そしてヘリコプター救助に遭遇

4月24日は予定通り福岡県田川郡添田町から英彦山中岳・北岳縦走に行ってまいりました。

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英彦山神宮下宮から正面ルート

前回は南岳からの中岳縦走ルートを取りました。走破距離10kmを超えたのと、技術的にも体力的にも未熟でとーっても苦労した登山となりました。

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今回は中岳正面ルートから北岳縦走でピストンです。正面ルートは前回の下山コースですから道も難易度も分かっています。中岳から北岳は今回初ルート。僕だけなのかもしれませんが登山の初ルートって登る前から緊張します。「登れるかな?降りれるかな?」という気持ちになりませんか?情報収集は必要で、それに応じた備え(装備や登る前のトレーニング)をしっかりと整えておく必要があります。

ということで、中岳到着写真。上宮は倒壊の危険があるということで周辺から立入禁止となっていました。

中岳休憩所でお昼ごはんを食べて、やや緊張気味に北岳に向かいます。

中岳から北岳は最初の岩場がキモ

中岳から最初の下りが岩場です。コースが二手に別れたりするところがあり、鎖やはしごがあったりしましたが、難易度的にはそれほど難しくないと思います。ソロソロと降りていくと、あとは気持ちの良い縦走路となりました。

無事に北岳に到着!

北岳山頂付近は英彦山で一番の神域となっていますので禁足地です。

ブラブラする会社の仲間達

今回は往復で7.3km上り771mは日頃のトレーニング(スクワット100回、腕立て伏せ50回)だと無理のないコースだと思います。体力的に余裕があると、周囲の風景が目に入って楽しめるということ。

下山時ヘリコプター救助に遭遇

ヘリコプターがホバリングして救助していました。実は登っている途中、英彦山中岳9合目付近で動けなくなっている方がいらっしゃいました。お連れの方が電話連絡をして救助要請をしている様子でしたので、僕らは心配しながらそのまま目的地を目指しました。怪我をしているというよりも脱水症状か何かで動けなくなっているような感じです。登山時に連絡して、昼食を挟んでのヘリコプター救助ですので2時間は経過していると思います。この2時間は本人の気持ちになったら大変ですよね。
ヘリコプターは消防だと思います。今回は天候もよく風も弱かったのでヘリコプターも飛べましたが、山の上は天候も不安定で風が強いものです。救助された方は運が良かったと思います。深く詮索しなかったので何が原因だったのかわかりませんが、見た感じは軽装だったように思います。服が薄いというよりもいろいろと持ってなかった感じです。英彦山は1,200メートルに少し足りないぐらいで、本州の山々からすると低山になると思いますが、それでも結構な数の遭難者や救助が必要になる山です。事前のトレーニングも含めて万全の準備で臨みたいものです。

登山保険は加入しておいたほうがいいかも

僕は登山保険に加入しています。携帯アプリのYAMAPの登山保険です。
月額880円のレスキュー保険+ケガ補償セットです。山岳遭難時の捜索救助費用保険金300万円、傷病入院保険金2,500円、生涯通院保険金1日1,000円。捜索救助費用300万円で足りる??ま、足りるかどうかを考えるよりも、入っていることが大事だと思います。登山は自己責任と言われますが、それは全ての責任を負うということではなく、お金がかかったとしても下山するということだと思います。880円でしょ。家に帰ってビールを飲むのを我慢すると払える金額です。

今回持っていって良かったもの

トレッキングポールです。めっちゃいいです。持っていない人は持っていったほうがいい。僕はmont-bellのトレッキングポールを持っていきました。基本的に2本足+1本支点をつくることで安定することで、転倒防止になりますし足の疲れの軽減になります。

同行した仲間はポールを持っていなかったので、僕が持っている別のポールを渡していましたが、安物だったせいか伸びなかったり縮まなかったりで、壊れてしまいました。消耗品だから仕方ないですね。無事下山する役には立ってくれたように思います。ということで登山保険とトレッキングポールですよ!本日はこれまで!

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この記事を書いた人

チームワークを得意とする介護業界に勤めるサラリーマン。Macで仕事をしていますが、それだけでモチベーションが上がります。時々、山に登ります。コタローという名の保護猫を飼っています。ゆったりマイペースで参りますので、よろしくお願いします。

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