英彦山に登った2週間後。筑紫野市と飯塚市にまたがる宝満山から三郡山への縦走をした。宝満山、仏頂山、頭巾山、三郡山の4山縦走ピストン(まっすぐ行って帰ってくる)で距離11.2km。宝満山は827m、仏頂山869m、頭巾山901m、三郡山935mだ。1000mはないけど、まぁまぁな高さになるので達成感は高い。
竈門神社からスタート
鬼滅の刃で精緻化した竈門神社からスタート!
ここの左側に登山口があるんだけど、まぁまぁな石段。
石段というのは宝満山も古くから山岳信仰の聖地で、当然ながら修験道も盛んだった。福岡って修験道の山が結構ある。前回の英彦山、ここ宝満山、北九州の足立山、豊前の求菩提山という具合だ。足立山と求菩提山は登ってないけど、英彦山と宝満山はとにかく石段なのよ。これが後々膝に効いてくることになる。
途中、こんな箱がある。
中身は応急処置セットが入っている(はず!開けてないので分からんけど)
そして中腹あたりにある謎の(でもないけど)石の壁。
ぐんぐん登っていって宝満山頂上。ここまでは楽勝!
どんどん縦走しよう!途中にちょこっとだけ鎖場があるけど、ちゃちゃっと抜けて、仏頂山山頂!
途中の縦走路はこんな感じで心地よい!
雪の日の縦走はそれはそれは美しいらしい。ここまで来るのが大変そうだけどねwそれと意外と急登があるので、体力を調節しながら登らないと後半きついよw
頭巾山の山頂写真はなしで、続いて三郡山へ!
山頂の直ぐ側に国土交通省の航空管制用レーダーがある。
つまり三郡山の山頂はすぐそばまで車で来れるってこと。やや興ざめかなww
よし帰ろう!
宝満山まで取って返して、キャンプセンターを発見!
ピストンと言ったけど、ちょこっとだけ違うルートを通った。
そして下山!紅葉が綺麗だった!
竈門神社に竈門炭治郎がいたのでパチリ!
宝満山縦走の反省点
この前の英彦山登山での反省点をいろいろと活かしたわけ。
1.宝満山頂上までの水分補給はアクエリアスにした。というのも前回の英彦山登山の前半で足がつったから。
2.休憩を充分に取った。余裕を持って行程を組み立てた。おかげで予定よりも1時間遅くなってしまったが、それは休憩時間ということ。
3.服装・レイヤリングに気をつけた。今回の宝満山登山はとにかく暑かった(と言っても気温は7度ぐらい。これはめちゃめちゃ暑い)。なので、ほぼ長袖シャツ2枚だけで登った感じ。休憩のときだけちょこっとソフトシェル(ちょっと厚めのフリースっぽいの)を着た。
でも、全てが上手く行ったわけではない。
下山時にめちゃくちゃ膝が痛くなったのだ。元々膝はあまり良くないんだけど、高低差のある石段の連続で、今回はトレッキングポールをシングルで使ったこともあって、膝への負担が大きかった。膝のサポーターを買おうと思った次第だ。
それと…トレッキングシューズではなくて登山靴がいるな!と思った。10kmを超えると登山靴の装備がモノをいう。
で、宝満山はどうなのかというと
福知山や英彦山と比べると、大都市である福岡市に近いこともあって、人の手が入ってる感じが多い。それは謎の石の壁だったり、三郡山のレーダー基地だったりというものに現れている。石垣ぽっぽいものもあったし、昔はお城もあったと思うよ。
英彦山も表参道は人の手が入ってる感が強いけど、裏(鬼杉から南岳にかけて)は自然と対話している感覚がある。福知山はもっと自然を感じる。そこが宝満山の残念なところかな。とはいっても福岡県登山人気ナンバーワンなので、もちろんリスペクトするけど。ここまでのところ、登山としての楽しさ充実度は英彦山が一番。
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